2009年6月「新型インフルエンザ」

         【通常のインフルエンザとの違い】 
  新型のインフルエンザは誰も免疫をもっていないため、通常の
  インフルエンザに比べると、感染が拡大しやすく、多くの人がイン
  フルエンザになることが考えられます。そのため、感染の拡大を
  防ぐために十分な施策が必要となります。 症状は通常のインフ
  ルエンザと変わりません。

  【予防方法は?】
  ていねいな手洗いとうがいを心がけましょう。 
  咳エチケットを心がけましょう。
  (咳、くしゃみが出る場合には、ティッシュやハンカチなどで鼻や
  口を押さえ飛沫を飛ばさないように心がけましょう。) 
  混み合った場所ではマスクをしましょう。 
  睡眠を十分に取り、栄養に気を配りましょう。 
  室内を適切な温度や湿度に保ちましょう。 


  【治療方法は?】 
  主な治療法は抗インフルエンザウイルス薬(タミフル・リレンザ)の投与です。 
  現在、我が国のタミフルの備蓄は約3,380万人分程度です。 

  【情報収集が大切です】 
  新型インフルエンザの情報は国や地方自治体から発生状況を
  随時公表しています。それらの情報収集に努めることが必要です。 
  信ぴょう性が低い情報や噂に惑わされることなく、正確な情報を収集し、
  パニックに陥らないよう、冷静に対応しましょう。 
  新型インフルエンザは誰でもかかる可能性がありますので、
  患者さんに対して偏見や差別を持たないようにしましょう。 


インフルエンザにかかったかな、と思ったら

 まず保健所に設置された発熱相談窓口に連絡してください。
松山保健所 電話 089−909−5057(24時間対応)
 医療機関に直接行くことは絶対しないで下さい。
(体力のない患者さんが感染すると重篤になります。)


みかわクリニック 豊田茂樹