肺炎球菌は、多くの子どもの鼻やのどにいる、身近な菌です。ふだんはおとなしくしています
が、子どもの体力や抵抗力が落ちた時などに、いつもは菌がいないところに入り込んで、いろ いろな病気(感染症)を引き起こします。
【肺炎球菌が起こす病気】
細菌性髄膜炎(日本では毎年200人の子どもがかかっています)
菌血症
肺炎
中耳炎(この菌によるものは治りにくいことがあります)
副鼻腔炎
骨髄炎
関節炎など
小児用肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌によっておこる上記の病気を予防するものです。
【接種時期】
生後2カ月以上から9歳以下までです。
標準的な接種スケジュールは生後2〜6カ月から27日以上の間隔を開けて3回行い、12〜1
5カ月の時に4回目を行います。接種開始時の年齢で接種スケジュールが大きく異なりますの で、かかりつけ医に相談してください。
(参考:子どもの肺炎球菌ワクチンパンフレット ワイス株式会社)
|