6年生の終わり頃、何気なく見ていたNHKテレビの画面からNHKスペシャル「未熟児医療の最前線」という番組が目に飛び込んできました。この時聖隷浜松病院の未熟児センターが舞台になっていました。新生児専門医が新生児専用救急車で出動し、未熟児にあっという間に気管内挿管を施して呼吸管理をしながらNICUへと搬送していく光景をテレビ画面で目の当たりにして、「おおっ、これだっ」と思いました。結局、入局予定の宮崎医科大学小児科の教授(私が許可しない限り他院に研修には出さないと云っていましたが・・・に別れを告げて、フリーで聖隷浜松病院に入局しました。今の新研修医制度の草分けだったのかもしれません。
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