2010年7月「子どもの熱中症に注意」

子どもの熱中症に注意

  熱中症とは熱に中(あた)るという意味で、気温、湿度、風、体調
  などが関係して起こります。
  子どもの体は、大人と異なり、体には水分が多く含まれています。
  それだけ水分が必要であるということです。ところが皮膚も薄く水
  分が蒸発していきやすいため脱水になりやすいのです。また体温
  の調節機能も未熟ですから高熱になりやすく注意が必要です。

  夏だけでなく、冬でも毛布などでぐるぐる巻きにしたり、ホットカー
  ペットなどにより脱水になることがあります。また、暑い屋内でも
  脱水になることがあります。

  車の中に子どもを放置することは大変危険です。エアコンをつけて
  いれば大丈夫?とんでもありません。
  夏の暑い日には車内は高温になります。子どもを車内に残して、
  買い物やパチンコをしている間に不幸な結果を招いてしまったとい
  うことが毎年繰り返されています。

  熱中症が疑われた場合には、すぐに涼しい場所に移して安静に
  させ体を冷やします。意識がはっきりして水分が飲めそうなら、
  スポーツドリンクを飲ませてください。目つきがおかしい、けいれん
  がある、意識がぼんやりしている場合は救急車で医療機関を受診
  してください。

  ・炎天下で遊んだり、運動をする場合は帽子をかぶる。
  ・時々涼しい場所に移動してこまめに水分補給をする。
  ・厚着をさせない

  以上のことに気をつけましょう。


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