2007年8月 「水いぼ」

                正式には伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といいます。
                伝染性軟属腫ウイルスが原因です。粟粒のようないぼが、肘や
                お尻お腹などにできます。よくみると中央が少し窪んでいます。
                これが特徴です。このいぼをつぶすと中から白い核のようなものが
                出てきます。爪で引っ掻いたりすると、汁が付いてその部分に水い
                ぼが拡がってきます。
                放っておいても治ることがあるとされていますが、拡がってしまうこと
                も多いようです。
                治療はピンセットでいぼをつぶして、中の核を取る方法が一般的です。
                ドライアイスを押し当てて取る方法もあります。
                文字通り伝染します。直接皮膚を触れ合ったり、タオルを介してうつっ
                たりします。プールなどでうつることが多いので、プールが始まるまで
                には治療を受けておいてください。
                アトピー性皮膚炎などで、皮膚の防御機能が低下している場合には
                できやすいので、日頃からのスキンケアが大切ですね。